hana_shinのLinux技術ブログ

Linuxの技術情報を掲載しています。特にネットワークをメインに掲載していきます。

MobaXtermの使い方



1 MobaXtermとは?

MobaXtermは、WindowsMacで動くターミナルエミュレーターです。X11サーバ、SSHクライアント等として動作することができます。

2 検証環境

Windows 10でMobaXtermを使用しました。

3 インストール方法

以下のURLをクリックします。そして、Downloadをクリックします。
https://mobaxterm.mobatek.net/

本記事では、Home Editionを使用します。

以下の2つのエディションがあります。本記事では、Portable editionを使いました。

種類 概要
Portable edition zipファイルを解凍するとexeファイルがあるので、それを実行します
Installer edition zipファイルを解凍するとインストーラが入っているので、インストーラにしたがって実行ファイルをWindowsにインストールします

実行ファイルをクリックします。

4 実行例

MobaXtermを起動したら、ホストにsshログインします。

4.1 xeyesの実行例

ホストにsshログインしたら、xeyesコマンドを実行します。

4.2 virt-managerの実行例

ホストにsshログインしたら、virt-managerコマンドを実行します。virt-managerコマンドを実行すると、エラーがでましたが、仮想マシンの作成等、問題なくできました。

4.3 wiresharkの実行例

事前にwireshark-gnomeパッケージをインストールしておきます。

[root@server ~]# yum -y install wireshark-gnome

ホストにsshログインしたら、wiresharkコマンドを実行します。

4.4 apolの実行例

apolは、SElinuxのポリシーを解析するためのグラフィカルなツールです。事前にsetools-guiパッケージをインストールします。

[root@kvm ~]# yum -y install setools-gui

ホストにsshログインしたら、apolコマンドを実行します。apolは起動しただけで、使用できるかどうかは確認していません。

Z 参考情報

私が業務や記事執筆で参考にした書籍を以下のページに記載します。
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